WEB制作とAIの可能性

日本でAIが持ち上げられるのも、日本の労働生産性にまだまだ改善の余地があるからでしょう。特にWEB制作はPCを扱うのがメインなので、改善可能な点がたくさんあるはずです。それを改善するために先進技術に頼ろうとするのも分かります。ただ、技術のみに頼っても、抜本的な解決は望めません。大事なことは、作業タスクを効率化し、組織の在り方を変えることです。一言で言えば、日本の組織は意思決定に時間が掛かり過ぎています。責任の所在が曖昧で、現場で決断するのを躊躇する傾向があります。管理職も同様に、さらに上の管理職に相談する有様なので、いつまで経っても裁定が下らないのです。この状況を改善することを優先しなければ、先進技術の運用も上手くいきません。まずは社内の権限を明確化しましょう。上長は不安に感じることもあるでしょうが、いざという時に自分が責任を取るという覚悟が無ければ、そもそも上長に向いていないのだと認識するべきです。上長が腹をくくることで、組織は一気に活性化し、労働生産性が高まります。こうしたタスクの効率化が十分に進んだ段階で、いよいよオートメーション化のためのツールを導入します。有名なツールとしては、RPAを挙げることが出来ます。RPAは業務の自動化のためのソフトウェアで、日本でも2016年以降広まっています。これまではデータ処理ですら人間が行っていましたが、RPAが代行するようになり、ヒューマンエラーが確実に減少しました。もちろんスピードも上がり、人件費は削減され、大きな利潤を生みだしています。RPAはホワイトカラー用のソフトですから、業界の別を問わず利用できます。例を挙げましょう。ファックスを通じて取引先から送られてきた伝票は、スキャニングしてパソコンに取り込みます。そしてそのデータを特定のフォルダに保存したり、上司にメールで送ったりします。この一連の作業を人間が行えば、かなり面倒な仕事となります。しかしRPAに任せると、瞬時にタスクが展開され、上司の元に結果が送信されるのです。

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